リード楽器の苦悩…

モコ

2007年05月04日 12:10

吹奏楽という、割とマイナーな趣味を持つモコです。

先日、所属する吹奏楽団の定期演奏会があったのですが、毎年使っているホールが耐震補修工事のため、一年間使えなくなってしまいました。
そんなわけで、いつも使っているホールではないホールを使ったのですが…
慣れていないとやっぱり不便!
裏道・抜け道・近道が分からず、遠回りしてしまったり…。
やっぱり使い慣れたいつものホールがいいですね。

でも、トイレが綺麗なんです。いつも使っているホールは、とても古くて…。
段差も少なく、使いやすくて便利な立地にあるので、もうちょっとここのホールに慣れたい…。


とまあ、ホール談義はここらへんで。
ご存知ない方には、宇宙語を話しているかのような話だと思いますが…

私が吹く楽器は、クラリネット。黒い、縦笛。よく指揮者から怒られるときには「へび使い」なんて称号を頂いたり…。(指揮者もクラリネット…)

そんなクラリネットですが、『リード』ってものが欠かせないんですよ。クラリネット以外には、サックスという楽器にも同じ形(大きさは変わりますが)のリードを使います。

余談ですが、オーボエ・ファゴット類は『ダブルリード』と呼ばれる2枚合わさったリードを使います。


この『リード』ってやつ、見た目は竹。実際は『ケーン』と呼ばれる竹に似た植物を削って作られます。


いかんせん、植物を使いますので寿命が遅かれ早かれ、来ちゃいます。
これは仕方の無いことですが…



本番が終わったら、一斉に寿命が来るんですよ…!
(消耗品なんで、大抵は10枚くらい常にストックを持っていて寿命に備えてます。)
所謂…


「リード全滅事件」


が発生するわけなんですよ…。
これ、結構リード楽器の人には通じる話題だと思うのですが…
同じ楽団のクラリネッターも、「リードが全員死んだ…」と嘆きの声を口にしてます…。


一体何故でしょうね…。本番で使ったリードのみ寿命が来るのは分かるのですが、使ってないリードまで共倒れするのは…。



次のコンクールに備えて、リード調達します!
(値上がりしましたが…)


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